父がケアセンターで作った作品 和紙で作った花や、落ち葉の押し花。昔から手先は器用でした。 |
いつになく母の友人に多く会い、父がデイサービスから戻る頃にこちらも帰宅。座って落ち着く間もなく、3人でカラオケに行こうということになり(そこで夕食を済ませようということ!)黒磯へ。
父はアルツハイマーと言ってもまだ軽度で、母に対して色々文句を言うのは以前と変わらない。で、なんとか機嫌よくさせようと母が思いついたのがカラオケ♫
時々2人で行くようです。
部屋に入ると、母は次から次へ父の好きな歌を入れていきます。石原裕次郎の歌や、昔の軍歌、青い山脈やら高校三年生やら‥父1人で10曲以上は歌っていたと思います。私や母は合間に2〜3曲。
父は「いやぁ〜今日は声の調子よくないなぁ」などと言いながら、でも3人の中では一番上手かったと思います!
こうやって、あと何回一緒にカラオケに行けるのか‥なんて考えると涙がちょちょぎれます。
色んなことが少しずつ衰えていくようですが、歌は忘れてないんですよね。人間にとって歌(音楽)は特別な記憶であり、人生の想い出でもあるのですね。改めて音楽のもつ不思議な力を感じます。
おそらく歌うことで脳も活性化していると思います。シニアの世代こそ、もっともっと音楽にふれあうことが必要ですね。それぞれの人生の節目に、きっと歌があると思います。時々歌で自分の歴史を振り返るのもいいなぁ、と思いました(*^^*)